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のんびりつらつら書き綴っているフィンランド旅行記ですが べっ・・・べつに好きでのらくら書いているんじゃないんだからねっ 撮った写真をアップしたいと思ってるんだけどデジカメがパソコンに取り込めなくってあれこれしてるんだけどやっぱ取り込めなくて泣きそうなんだからっ・・・だから・・・写真ないけどがまんしてね。(ひとりツンデレ) フィンランドの朝は遅い。 ふと目覚めると7時前だとゆうのにまだ日は昇ってない。 着替えてひとりで散歩に出る。-33℃。防寒着がなくても きりっとした寒さが心地よい 何もない白銀の世界の中、深い青い空がゆっくりと紫に、そして赤く染まってゆく。ずっとずっと太古の昔からの変わらぬ風景。これからもずっとずっとこの景色が続きますように(ってここでも写真を入れたかったんだよう) さーて、残されたカードは1枚。これが変わったらさすがにキレるぞ、本日のアクティビティ。 よっ!待ってました!! 犬ぞり!! 今日はスタッフ2名と香港人カップルと私ら、とゆうチーム。 スタッフの一人(美人)が声をかけてくれる 「エレンです。よろしくね。(声を小さくして)英語は得意じゃないの。よろしくね。うふふ」 「大丈夫、ミーツーだよ。えへへ」 ↑いや、私の英語は全然得意じゃないとかそんなレベルじゃないんだよ、エレン。 ハスキー柵のところでスタッフが橇と犬の準備をしてくれていた。 どうやらスタッフは8頭立て、我々は4頭立てのようで、先頭2頭は先陣切ってがっつり走りそうな犬をチョイス、後ろ2頭はお行儀の良い犬をチョイスしてくれている模様・・・なんだが、A橇の4頭は準備している間おっさんスタッフの言いつけを守り座って待っているのに B橇の前2頭は「うおー、走るぜ、早くスタートしてくれうおー」っとぐるぐる走り回り、挙句リードを木にまきつけておっさんに怒られてるのに「うおー、まだかーうおー」と懲りずに動き回る。 「じゃあ、あなたたちはこっちの橇ね」とB橇を指定される私ら。 えっ 無理無理、わしら見たとおりちびっこであの うおーってはしゃいでる奴なんか私よりでかいって。体力も絶対あの子のほうが上ですって 言いたいけど私の語力じゃ言えない。ましてエレンもわかるまい。うふふ、えへへって言ってる場合じゃねえ と脳内パニックを起こす私の隣で 「夕べの事チクられた・・・」と静かにつぶやく ちゅんさん。 あー、こんなところで罰ゲームくらうとは・・・とっほー。 橇はひとりが座り(体育座りで)ひとりが運転とスピード調整。橇の真ん中にストッパーがついていて、片足で踏むとスピード減速、両足で踏むと橇が止まる、と至極簡単に説明を受け いざ出発。待ってましたと走る太郎次郎(先頭2頭)ぐあああああああ、両足でストッパー踏んでるのに何故走るうううううう。 下りの坂道を抜け、凍った湖のど真ん中を走る。ここでようやくストッパーが効きだす。何となくほっとしたのもつかの間、先に走っていた香港人チームの犬が減速。湖のど真ん中といっても道がついている雪道なので追い越す事は出来ない。慌ててストッパーをかける。「えー、走りたいのになんで止まるん?」と言いたげに振り向く太郎と次郎。前を見ろ、ぶつかるのがわからんか。走る気のないA橇の犬を見て、おっさんがスタッフ橇の犬とチェンジ。あーなるほど、そうゆう時を鑑みてスタッフは8頭立てにしているんだな。ってうちの太郎とそっちの犬チェンジじゃだめですか。いや、次郎でもええんですけど。 結局うちの子は変えてもらえぬまま、再度スタート。やっぱりあまり走る気のないA橇犬。少し走っては止まり、おっさんに怒られて走る。その度ストップして太郎次郎が「走らせてえなあ」と言いたげに振り向く。うん、走らせてあげたいよ、おばちゃんは。でも前の橇と間隔相当あけて片足ストッパーにかけててもあんたらすぐ追いつくやないかあ。どんだけ元気やねん。 少し運転にも慣れ、景色を見る余裕も出てきた。雲ひとつない空、空気も澄んでいるので白い山のあちこちにプリズムが発生している。普段は見れない自然の美しさ。出発前、「景色がいいから、写真もとってみてね」って言われてたけど、太郎と次郎の元気っぷりに運転中は写真無理、途中運転交代した後半も座っていても走っている間は風が痛くってカメラなんて持てません。しかも座っている間見えるのは犬のケツだけだ。さらに走って暑くなってきたのか太郎がやたらと雪の中に踏み込もうとするので 橇にしがみつくのが精一杯。おい、君ら道を走れー。前が見えんから前との間隔も全然わからんのも恐いぞ。あとずっと鼻の中がしゃちこばるわ寒すぎて顔が痛いわ広原で目印もなんもなくってここはどこ私は誰ってああ何がなんだかなあってところで気がついたらホテルの上り坂。あ、もう終わりなのね。お疲れー太郎次郎、頑張ったねー後2頭、太郎次郎があまりにインパクト強くて名前付ける余裕なくてごめんねー。とムツゴロウさんばりにわしわし撫でてたが、彼らはそんな事より火照った体を雪に撫で付けたかったようで軽く無視られる。まあ無理もないかー。私も結構疲れたぞ。雪に体を撫で付けたくはないが、とりあえず部屋に戻ってベッドに横になる。ふと冷静に、これってアクティビティの名を借りた犬の散歩に付き合わされただけじゃ・・・・いやいや、貴重な体験させて頂きました。次はがっつり太郎と次郎を思いっきり走らせてやりたいです。 あれ?そのあと何してたっけ? トントン、とドアを叩く音で目が覚める。 うあー? 外暗いけど何時だろう?あっそうだ、明日朝早いから 今夜中に支払いを済ませる段取りだった。 慌てて着替えて広間に出る。 げっ、夕食時間終わっとるがな。 ↑つか どんだけ昼寝してたんだ 呆然としていたら奥さんがにこやかに「ちょっと待ってて。今作ってあげるから」と、席に促してくれる。普通だったら「もう終わりだから」とか断られても仕方ないのに。ううう、ずびばぜん~。キートス~。 フィンランドの人はすぐにキートス(ありがとう)を言う。すごく嬉しい時は「キートス、キートス」なんて連発して使う。私はこれが好きだったから フィンランドでいっぱいキートスを言ってきた。 少し待っているとライスサラダ(結構てんこ盛り)を持って来てくれた。 あれ?ちょーっと贅沢言うけど まさかこれだけ? 食べているとこれだけで結構おなかいっぱいになってきたところに 子供の拳大ほどのボイルポテト3個とこれまたなかなかてんこ盛りのトナカイのステーキがやってきた。 やったー!トナカイだあ。美味いです。でも 正直これジャパニーズサイズ相当オーバーな量です。 しかし奥さんのご好意を無駄にしてはいけません。もったいないおばけも許してはくれません。 なんとか残さず頂きました。キートス。うう、でも苦しい。 夕食を終え、オーロラ観るため防寒具を整え いざ、外へ。本日は日本人ツアー客も少ないし、ラストチャンスだ。頼む、カモン、オーロラ。ウエルカム、オーロラ。 昨夜と違うホテル裏の湖のポイントへ向かう。しばらくぼおっとしていると遠くのほうでうっすらオーロラ出現。 やったあ、試練達成!そのうち私たちの側でも薄く色のついたオーロラが発生し、月とかぶって幻想的な空にテンションだだあがり。写真取りまくっていたら、日本人ツアーについてたスタッフが、「ああ、あれは雲だよ」 ・・・・・へ、へええ。なんか緑っぽい色ついて見えたんだけどなあ。あーさいですかー・・・。でも万が一もうオーロラ観れなかった時の保険として写真は保存しておこう。「ほら、オーロラだよん」っつってもわがんねはずだ。 と、黒い心を潜め、寒くなってきたので一旦ホテルにビバークに戻る。 ツアーの日本人やツアコンの研修の為今日参加しているとゆう学生さん達と暫くお茶を飲んだりしていたら外から「オーロラが出てきたよ!」の声で皆一斉に外へ。 あのね、オーロラって簡単に言うとテレビとかの映像で見るそのまんま。 でも、私の上にあるオーロラは 不思議とか美しいとか幻想的とかふるふるしているとか神々しいとかああもう自分のボキャ不足と貧困が鬱陶しい。是非生で見てくれ。そして脳内60フルビジョンに焼き付けて欲しい。これがある私の脳内は心と共に豊かなものになった。そして過酷な場所であるが自然と生きるネリムの人を羨ましく思う。 っと、いかんいかん。オーロラの音だ。脳内レコーディングスタジオで高クオリティで録音だ。 ちょっとだけ人と離れて耳をとぎ澄ます。 ヒーンと高い音が耳の中を通る。 マーヒーさん・・・・・ここまで引っ張って大変心苦しく恐縮です。 そして私もフィンランド行きにあたってはオーロラ以上にオーロラの音を楽しみにしていました。それなのに・・・ 正直に言います。この音が オーロラの音なのか自分の耳鳴りの音なのかわかりませんでした(T^T)
by compostela
| 2011-03-29 20:54
| ちょっとそこまで
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